月刊笑福亭たま10月号

10/26(月)
月刊笑福亭たま10月号@天満天神繁昌亭 18:45~

桂小梅 平林
桂二乗 天狗さし
笑福亭たま 走り餅
笑福亭たま 口入屋
-仲入り-
文三 嬶違い
笑福亭たま ショート落語
笑福亭たま 坊っちゃんの結婚



***


月刊笑福亭たまです。
なんだか久々だなーと思うけど、前回のたまさんの会から2週間しか経ってない。
でも久々。

まずは小梅さん。
持ち時間は10分とたまさんからメールが来たそうでそれまでお付き合いくださいと。
小梅さんの感想は「コテコテ」。
以前の私のイメージする上方落語そのままという感じだ。

二乗さん。
私の持ち時間は16分(だったかな?)です、とまたもやたまさんメールの報告。
アホの男、カラス天狗をすきやきにしたら大層流行るだろうと鞍馬山まで天狗を捕まえに行く。
天狗と間違えて坊さんを捕まえてからの疾走感がすごい、笑いの連続でした。
二乗さん、また違う噺も聞いてみたいなぁ。

さてたまさん。
二乗さんが以前「おもろない落語するやつは死んだらええねん」(!)とたまさんが言っているのを聞いた、というマクラを受けて「なにか嫌なことがあったんでしょうね、そんなんゆうたら私も何度も死ななあきません…」。
走り餅は文我師匠からということで、文我師匠のなんでも鑑定団から問い合わせがきたエピソード。
わーその放送見たかった!
走り餅、最後のサゲでおこもさんがなぜお侍さんから一文恵んでもらうことに執着するのかということばかり気になってしまった。噺としてはどうでもいいところなんだろうけど。
お侍さんのシャックリのシーン、高津さんで聞いた次の御用日を思い出した。

二席目は口入屋。
なんとたまさん、万華鏡は回して見るということに先日初めて知ったらしい。
なぜ知らなかったのかが気になる、男性だし万華鏡を覗く機会はそうなかっただろうけど、今まで回さずに覗いてたのか?
口入屋、定吉を買収し口入屋へやり美人の女中が奉公にくることに成功した番頭、「番頭でおます」の決め顔が可笑しい。
夜這いにことごとく失敗する男連中、静かにしてるつもりでも大騒ぎ。
これは起きてしまうでしょー。
しかしこの女中、落語もできてそれも「地獄八景亡者遊戯」「百年目」など大ネタばかり。見てみたい!

中入り後、ニコニコ顔で文三さん。
嬶違いはどんな噺かというと、お歳暮に高級肉が届き家族で美味しくいただいたあと隣家のものの誤配だったと気付く、そんな噺で…と。
長屋で同日に嫁入りがあり、互いの嫁さんがあべこべになってしまう。
翌日気付く男たち、嬶を置いてお互い宿替えをすればいいのでは、と無茶苦茶。
文三さんの表情がくるくる変わって可笑しい。

長い長崎騒ぎのあとたまさん登場。
文三さんの嬶違い、噺の肝心なところをマクラでゆーてしまてると。
ショート落語、今回は時事ネタが多め。面白いんだけど、もうちょっと少な目のほうがいいかなぁ。
その後新作の「坊っちゃんの結婚」。
解散した組の先代の息子オサムの恋の成就に尽力する舎弟たち。
堅気の世界がわからずヤクザのやり口でどうにかしようとするのに突っ込むオサム、しかしその甲斐あってか恋は実り結婚式をあげることに…。
珍しくサゲが一発でわかって満足。


今回もたくさん笑いました、あー楽しかった。
時間がギリギリでたま通信vol.24がもらえなかったので、次の会のときにゲットせねば。