高津落語研究会

10/6(火)
高津落語研究会@高津神社 19:00~

桂ひろば しの字丁稚
桂南天 へっつい盗人
桂雀五郎 いらちの愛宕詣り
笑福亭たま 次の御用日
なぞかけ・野球大喜利 (司会:桂ひろば)


***


初めての高津落語研究会です。
高津さんへ行くのも初めてで、ここで合ってるのかなーと思いつつ暗い参道を通り、社務所の明かりが見えた時はほっとした。
受付にたまさんと雀五郎さんが、階段をあがったところには南天さんがいらっしゃってアットホームな会なんだなと思う。

まずはひろばさん。
マジックでお客さんから借りた千円札を破ってしまったそうで、来週月曜日のたまさんの会でマジックをするのが怖いと。
でもそうなったとしても逆に盛り上がるような気がする、二重に楽しみ!
しの字丁稚、「し」を直前でかわす定吉お見事。
旦那さんは意地悪だなー。

続いて南天さん。
1日の終わりにニュースをはしごする、重い話が多いので最後は些細でいいから明るいニュースをしてほしい。
例えば雀五郎さんが赤いシャツを着たとか。
(妄想の)雀五郎さんへのインタビューで「還暦まで待とうと思ったんですけど…」。
へっつい盗人、盗みに行くのが楽しみになってしまう男のテンションの高さが可笑しい。
とにかく楽しそうで、見ているこっちも笑顔になってしまう。
堺の別荘やよいよいよとさ、じょんじょろりんのくだりなんか間抜けで愉快だけど一緒に行くほうは大変そう。

雀五郎さん、高座へ上がるなり「赤いシャツは着ません」。
いらちの愛宕詣り、いらちな男が間違えまくりながら愛宕山へお詣りへ。
なんだかんだでお弁当をこさえてお詣りの準備をしてくれる女房、優しいなー。
間違えて自分のこづかいまで賽銭箱に入れてしまい、返してもらえないとわかると愛宕さんに向かって「泥棒!」って無茶苦茶だー。
ぽんぽんぽんと続くリズムが気持ちがいい。

たまさん。
福山雅治が結婚してショックを受けた女性ファンの話から、彦八祭り後に来た「ファン辞めます」メールについて。
受付でのたまさんの対応を思い出す、そういう風にとらえる人もいるのか。
噺家は一対多数は慣れているが一対一は苦手な人も多いと。
最後は次の御用日。
たまさんの地の語りがこんなに多い噺を聞くのは初めて。
暑い夏の日、住吉の浜の砂利道が日差しでキラキラと光っているさまを語るところがすごく印象的だった。
お奉行さまの繰り返される「アッ!」が可笑しい。

たまさんがはけてしばらくして全員再登場、ひろばさん司会で大喜利へ。
そう大きくもない高座に大の大人3人はきつそう。
なぞかけのお題は「TPP」「ラグビーW杯」、その後野球大喜利
雀五郎さんがすごく上手いこと言っておぉー!と思ったのだけど思い出せない。
野球は確かイチローのことだったと思う。

20時半頃終演、良い雰囲気で楽しい時間でした。
また来月が楽しみ。