月刊笑福亭たま8月号

 

8/31(月)
月刊笑福亭たま8月号@天満天神繁昌亭 18:45~

露の紫 大安売り
笑福亭喬介 饅頭こわい
笑福亭たま 胎児
笑福亭たま 夢八
-仲入り-
桂塩鯛 くっしゃみ講釈
笑福亭たま 新作ショート落語
笑福亭たま 怒り心頭


***


仕事中にふいに行こうと思いたって繁昌亭へ。
たまさん、ずっと気になっていたのです。

今日は全員初めて見る演者ばかり。
紫さん。
楽屋で一門が都部屋と呼ばれている、手料理をふるまってくれるという師匠にそんなことを報告していると出てきた料理が…。
大安売り、玉二つがピースサインをにっかり出すところが可愛い。

喬介さん。
大学の授業の一環で落語を披露した時の学生のアンケートから「上から目線トップ3」の発表。
学生のあまりの物言いに会場中が爆笑。
饅頭こわいはつい最近新ニッポンの話芸ポッドキャストで立川笑二さんの聞いてそれがめちゃくちゃ面白かったけど、喬介さんのはまた違った楽しさでこれも好き!
饅頭を食べるシーンで「この間楽屋で最中を"さいちゅう"と読んで恥ずかしかったー」とサラリと失敗談を暴露。

いよいよたまさん。
一席目は胎児。
産院で父親が胎内のエコーを見せてもらうと、胎児がへその緒を使って宇宙遊泳のマネをしたり悪代官遊びをしたりとやりたい放題。
実は胎児は双子でしかも逆子だったというシーンで三点倒立!
よくあんな体勢で落語できるなぁ。
続いて2席目の夢八。
初めて聞く演目。
夢八の間抜け具合が楽しいのだけど、さっきの胎児から比べるとあっさり感じたかな。

仲入り後、塩鯛師匠。
この間能を観に行ったら演目の最中に緞帳が下がってきた。
そんなことがあるのかと思っていたら実は…。
くっしゃみ講釈はのぞきからくりの口上と講釈がたっぷり。
上方では難波戦記なのですね。
ベテランの風格がたっぷりで、ゆったりお話に浸れました。

5分ぐらいして再びたまさん登場。
慌てて出てきたのでルーズリーフの袋がくちゃくちゃになってしまったと。
ショート落語をぽんぽんぽんとやったあと、怒り心頭へ。
いらちの男が友人に連れられて永平寺へ。
そこで「〜なのはあなたが貧乏だからです。」とやたらケチをつけてくる雲水との応酬に発展…。
サゲがめちゃくちゃで面白かったー。

繁昌亭を出たのが21時半頃だったかな?
長いけれどそれを感じさせない楽しい時間でした。
今日の高座でたまさんと喬介さんもっと見てみたいなーと思い、もらったチラシをチェック。
色々足を運んでみよう。